洒落怖超まとめ

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613 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/08/03 22:48
小学低学年の時の話。
祖父母の家ってのが東北の田舎の地主で、兎に角アホみたいな土地持ちだった。
おかげで山半分の敷地に家が親族3棟しかなく
私有地と見なされたのか町も街灯すら取り付けてくれなかった(今でも道に街灯はない)。
その家ってのが築130年で、いまだに便所がボットンなんだが、
子供の頃、その家の便所が本気で怖かった。田舎の厠って深くて暗いんだな。
当時はまだ増築前で外に便所があったし。
で、その家に泊りに行った時に夜中起きて便所に行ったんだが、
ボットン便所って、使う前にどうしても無意識で穴を覗いてしまうんだな。
いつものように穴を覗いたら、くみ取り直後の深い穴の底に
全然知らないじいさんが浮いていた。顔だけ(プールで顔だけ出して浮いてる香具師みたいに)
目が合ってじ~っと見られて、その後ゆっくり沈んでいった。
その後は大泣きしてばあちゃんの所に駆け込んだけど、その老人に心当たりがまったくなし。

数年後、広島にある父方の実家に産まれて初めて行って、
仏壇見て死ぬほど驚いた。自分が産まれる前に被爆で死んだじいちゃんだった(マジ)。
じいちゃんの顔、それまで見たことなかったんだよね。自宅に仏壇ないし。

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