ホーム > 洒落怖 > Part 1-100 > Part 51-60 > Part 55 > 溺死した友達 2016/05/15 188 名前:1/4 投稿日:03/09/30 20:37 ずいぶん読ませてもらったので、一つ自分なりに聞いた不思議な実話を一つ。 会社の元同僚の工房時代に、そいつの友達Aが海で溺死した。 その状況が異様だったらしい。 防波堤の上で違う友達Bがぼーっとしていて、下を見るとAが水の中で 動かなくなっていたそうだ。 何故彼は助けなかったか・・? 189 名前:2/4 投稿日:03/09/30 20:39 彼が言うにはその直前、Aが先に海に入った。 Aの足ヒレが防波堤の上にあって、彼は海に入ってから、防波堤の上のBに 「それを投げてくれ。」と頼んだ。 Aは大丈夫か?とBが思った瞬間、Aが水の中で振り向いたそうだ。 そのときのAの目が、異様だった。 見開くようなすごい形相だったらしい。 恐怖と訴えかけるようなものすごい視線だったのが解ったそうだ。 Bが呆然としているところに駆けつけたのが、自分の会社の元同僚。 Bに言わせれば訳が分からなくなり動けなくなったと言う。 190 名前:3/4 投稿日:03/09/30 20:40 BはそれをAの近くにポーンと投げた。 ところが、それがどういう訳か不自然に遠いところに飛んだらしい。 Aはそれ取れなくて足ヒレが海に沈んで行く。 Aは舌打ちして潜ってそれを追いかけたそうだ。 Aはどんどん潜って行く。 このときの状況をBは「誰かに引かれている。」と感じたそうだ。 191 名前:4/4 投稿日:03/09/30 20:41 不思議なのはこの後日談。 その後Bは夢の中でAが「気にすんな。」と話す夢を何度か見たらしい。 明らかに何かに引かれて彼は死んだのに・・? Bのせいでは無いけれども、だからと言って気にするな、という話でも無い。 話を聞く限り、どう考えても実話のニュアンスがあっただけに今でも 不思議に思う話。 B! LINEへ送る - Part 55, 洒落怖