ホーム > 洒落怖 > Part 1-100 > Part 51-60 > Part 56 > 長袖の下に 2016/05/15 384 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/10/23 22:49 実話なので少しだけ変えてあるけど 小学校の時、転校してきた奴で、少し変わった奴がいた。 家はやや貧乏そうで、親父さんがいないみたいだった。 お袋さんは2,3回見たことがあるけど、優しそうな人で、 そんなに不幸そうではなくて普通に明るい奴だった。 でも、変わってるのはそいつがどんな真夏でも絶対に 長袖を着つづけていた事だった。寒がりって訳ではなかった。 夏休み前とか、長袖シャツに半ズボンで学校に来てたし。 あと、プールの授業にも絶対出なかった。 なにか体にコンプレックスがあるのかな?ってようやく気付いて 来た頃、クラスの悪ガキ達の間でそいつをよくからかう様になった。 その長袖シャツを剥ぎ取ろうと、みんなでからかったんだけど、 ある日、そいつが無性に怒り出して暴れて、そいつの指が俺の目に入った。 俺は涙がボロボロッと出てきて、他の奴らはそれに感化されてカンシャクを 起こして、数人で本気になってそいつの服を剥ぎ取った。 そうしたら、そいつの右腕にヘンな物が… 「うまれてきてくれてありがとう(ハートマーク)だいすきなわたしのあかちゃん○○くん(ハート) ままはとってもうれしいです(ハート)いいこにそだってね(ハート)○○ままより(ハート)」 と、すこし歪んだ「刺青」が施されていた。お袋さんの「お手製」だったのかな。 そいつは、その後しばらくしてまた転校してしまった。 それから一回も会ってないけど、今はどこにいるんだろう?今そいつも俺と同い年の25歳か… 402 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/10/24 13:49 サイコとそれをイジメるDQN、て図式はほんと見てて気分悪いね。 でも消防くらいだとやっちゃうんだよなー。 自分がガキの頃も、珍しくない光景だったよ。 自分が参加してたわけじゃないが、 それでも今思い出すと気分よくないね。 406 名前:389 投稿日:03/10/24 14:00 >>402 そいつ自身はサイコさんじゃなかったですよ。 ごく普通の少年だった。 俺も一緒によく遊んでたし、友達も結構多かった。 そのせいもあって、「こいつとは友達だけど、こいつ俺に秘密を隠してるな?」 って思いが常にあって、けっしていじめようとしてそうした訳じゃないです。 いや、だいたい脱いだ所であんなモンがでてくるとは夢にも思わなかったんで… B! LINEへ送る - Part 56, 名作, 洒落怖 名作