ホーム > 洒落怖 > Part 1-100 > Part 31-40 > Part 37 > はがき 2016/04/28 254 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/11 00:31 中学の時、新任の先生に聞いた話。知ってる人もいるかも。 ある日、男は車で小さな女の子をはねて殺してしまった。 その女の子は母子家庭で、男はその母親に泣いて謝った。 すると母親は「お金は要りません。ただ毎月1枚づつこのハガキを私の元に送って下さい」 と言い、100枚ほどのハガキを渡された。 男はそんな事でいいのかと思い。毎月1枚、母親にハガキを必ず送る事を約束した。 それから男は毎月、律儀に1枚ずつ送っていたがそれが2年ほど続くと、 男はハガキを送るのを忘れるようになり、ハガキを送る間隔が空き始め、 とうとうハガキを出さなくなってしまった。 255 名前:254 投稿日:03/05/11 00:32 そしてそれからさらに3年後、男はたき火をしていると、ふいにハガキの事を思い出した。 あれから母親からは何も言ってこないし、いつまでも過去に捕らわれ続けるのもいやになったので 男はそのハガキを家から取り出すと、そのままたき火の中へ放り込んだ。 母娘の事を思いながら、燃えてゆくハガキを呆然と見つめる。 すると、ハガキになにやら文字が浮かんできた。 それはあぶり出しの形で書かれており、たき火によって文字が出てきたのである。 全てのハガキ1枚1枚にびっしりと書かれた、「ヒトゴロシ」の文字が。 258 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/05/11 00:39 >>254-255 それって実話だよね。 まぁ内容と結末は全然違うけども。 実際は犯人が毎月決まった金額を遺族に支払っていて(もちろん遺族が頼んだのではなく犯人自ら)、遺族の方がもういいですよと言っても送り続けたそうで。 それを受けて遺族の方がとても誠意ある行動だったので刑が軽くなったとかって。 この話に脚色を加えて恐いものにしたのがその話だと思う。 B! LINEへ送る - Part 37, 洒落怖