ホーム > 洒落怖 > Part 1-100 > Part 11-20 > Part 13 > なおみ 2016/03/29 306 名前:303.304カキコしなおしです。 投稿日:02/04/18 17:00 私がまだ5歳頃の話です。私の通う幼稚園に「直美」という全ページ写真 の絵本(写本?)がありました。かなり古い記憶なので、内容は覚えてないのですが 先生がその本を読んで聞かせてくれるときは、怖くて泣き出す子がいたことは 覚えてます。 ある夜、私は直美の夢を見ました。その内容は近所で私は遊んでいるのですが 時間は明け方の4時くらいなのです。それで私はもう帰らないとお母さんに叱られる。 と思い帰ることにしました。すると帰り道の空き地に何かがあるのです。 なんだろう?と思いよく見てみると、それは、体がばらばらになった直美でした。 私は「あ、直美だ。でもなんでこんな所に?」と思いながら通り過ぎようとすると 直美の目が赤く光り「Yちゃん、遊ぼうよ」「私の体を元に戻してよ」と言うのです。 私は、怖くてものすごい勢いで家に帰った所で目が覚めました。 307 名前:303.304カキコしなおしです。 投稿日:02/04/18 17:02 続き 「夢かぁ。よかった」と思い、再び眠りにつこうと思ったその時、ドアの方から 視線を感じました。恐る恐るドアのほうに視線を向けると、なんとそこには 直美がいたのです。うちには日本人形なんてありませんし、閉めたはずのドアを開けて 直美は立っていたのです。 私はすぐさま、布団を頭から被り母に抱きつきながら震えていました。 (その当時は母と一緒の布団で寝ていたので) その後知らない間に眠りについていたらしく、気づいたら朝でした。 幼い頃の事なので、全てが夢だったのかもしれませんが、20年近くたった今でも 内容、映像がはっきり思い出せるのです。 あの体験は5歳の私には洒落にならないほど、怖かったです・・。 326 名前:303.304 投稿日:02/04/20 12:46 「直美」ではなく、「なおみ」でした。どうしても気になったので調べてみました。 著者はあの有名な谷川○太郎氏でした。驚き!しかもきちんとした児童書との事。 古い洋館に住む、女の子と等身大の市松人形の物語。内容的には怖い話ではないと思われ。 だが写真がかなりインパクトがあったような記憶が・・。 私はこの等身大というのを見て再びゾッとしました。話にはネタくさくなると思い 書かなかったのですが、夢から覚めたときドアの所にいたなおみは等身大だったんです。 ネタじゃないですよ!マジです!マジ! とっても大きいのです。この話友人に話すと、なぜか笑われてしまうのですが 本人にとってはかなりの、恐ろしさでした!・・。 (怖い話じゃないのに、かわいそうな「なおみ」) B! LINEへ送る - Part 13, 洒落怖