ホーム > 洒落怖 > Part 1-100 > Part 1-10 > Part 7 > 霊に優しく 2016/03/21 953 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:01/08/30 23:52 ID:1Jlul62Y 夜、道に迷ってしまい、三時間ぐらい闇雲にうろうろ歩き回った。 住宅街で、タクシーを拾おうにもタクシーどころか人も歩いていない。 やっと大きな道に出て、ほっとしたが、何かが後ろからつけてくる気配がする。 しかし疲れ果てていた私は振りかえって確認する気力もなく、 ひたすら黙々と足を動かし続け、やっと家に着いた。 ドアを閉めてふとドア横の窓を見ると、白いもやみたいなものがふわっと 行きつ戻りつして、やがていなくなった。「それ」は私の家の中までは 入ってこなかった。なんだったのかいまだに謎だ。 954 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:01/08/31 00:02 ID:D8i/no6Y もうひとつ。 自転車でお散歩中、花が供えられてある交差点を通りかかった。 事故で死んだのね、かわいそうに・・・とふと思ってしまった。 家に着いたら何かが部屋の中にいる気配がする。 さっきの事故のがついてきちゃったのかな、と思い当たったら、 その子と会話が始まってしまった。「死にたくなかった・・」 と言う。若い男の子で、バイクだったらしい。 「死にたくなかったの?かわいそうに・・。 でもね、死んじゃったんだからもうしょうがないよ。 成仏したほうがキミのためだよ」 などと私はやさしく語り掛け、しばらくやさしいやりとりが続いたが、 私も仕事があるので仕事を始めると、「お姉さん何してる人?」ときたもんだ。 「お姉さん忙しいの。仕事だからさようなら。あとでお線香あげてあげるからね」 などといいつつ仕事を始めると「それ」の気配は消えていった。 デムパはいってますでしょうか。ここのみなさんはそんなことは言わないよね。 ホントに「会話」が成り立ったんだもん。不思議だけど。 死んだ人を怖いと思ったことはないな。何かされたこともないし。霊の気配を 感じると、やさしい気持ちになるよ。生きてる人に対してはきつい性格なんだけどね。 B! LINEへ送る - Part 7, 洒落怖