5ミリ
883 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2001/01/29(月) 17:10
10年くらい前に知り合いが教えてくれた話です。
ある大学生がいて、自宅の自室で勉強していたそうなんです。だけど、
なにやら背後に視線を感じる。どうしても気になり、ふと振り返ると、
背後の側面にある本棚と本棚の隙間から、小学六年くらいの男の子が
ジッと大学生を見つめていました。しかし大学生の家には、小学生
くらいの子供などいません。知らない間に親戚の子供が来たのかと
思ったそうです。だけどなにやら異様なものを感じ、瞬間的に目を逸らし、
再び振り返った時には、子供は消えていました。その上、ふと気が付くと、
子供がすっぽり入っていた本棚と本棚の隙間は、5ミリくらいしかなかった
んです。大学生は、そういえば最近、近所の小学生が交通事故で死んだなと
思い出し、ぞっとしたそうです。
実話なのか、ネタだったのか分かんないんですが。
この話は、「ぜんぜん恐くない、どこが恐いのか判らない」派と
「すごく恐い」派に分かれます。私は恐かったです・・・