ホーム > 洒落怖 > Part 1-100 > Part 51-60 > Part 55 > 空振り 2016/05/15 198 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:03/10/01 00:50 ついこの間の話。 ベッドを壁にくっつけて配置するのはあまり良くないらしいが、私の部屋ではベッドが壁にくっつけて置いてある。 そして壁とは反対側に小さな低い棚がある。その棚の上に目覚まし代わりにタイマーを掛けたラジカセが置いてあるのだが・・・。 夜中にフッと目が覚めて「ん~、今何時だろう・・・」とラジカセに表示されてる時計を見ようとして横を向いたのだが、見えない。 おかしい、いつもは見えているのにと寝ぼけながらラジオを聴こうと手を伸ばすと空振り。 寝ぼけていながらもえ?え?と混乱して今度は壁側に手を伸ばしたのだがこれも空振り。 本能的にこれはヤバイ、と思って起き上がろうとしたものの上半身がものすごい力で押さえつけられてそれもできない。 そのうちにさらに力が強くなってきて息ができなくなり、もう、だめぽ・・・と思っていたら自分の叫び声で目が覚めた。 ああ、夢でよかったなぁ・・・と思っていたら親がすごい勢いでとんできた。 親曰く、「夜中にお前の部屋から2回すごい音がしてその後叫び声がしたから何事かと思った」だってさ。 よく見たらラジカセはぶっ壊れて床に転がり壁は穴が開いていた。・・・ついでに手の甲が真っ赤に腫れ上がっていた。 もし隣に人が寝ていたらと思うと、いろんな意味で怖い話。 B! LINEへ送る - Part 55, 洒落怖